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2021年8月27日

≪【第11話 ついに完結!】2021夏~連載企画≫正則高校バスケットボール部活動記

 2021年夏、特別連載企画としてバスケットボール部の活動記録を掲載してきました。コロナ禍の影響で練習試合などが中止になったことで、後半は練習風景やバスケ部の選手・マネージャーにより焦点を当てた内容になっています。
 初めて目を通す方も、途中までお読みになった方も、以下の目次から活動期にお進みください。顧問の活動記を通じて、少しでも正則高校バスケ部、そして正則高校の生徒たちの様子を感じてみてください。

目次


【7/21】第1話「連載企画開始!」
【7/23】第2話「ファンダメンタルは丁寧に繰り返すことが大事の巻」
【7/24】第3話「テーマのある練習試合だから…の巻」
【7/26】第4話「相手の方が上手だったとしても…の巻」
【7/28】第5話「悪ければ悪いなりに…の巻」
【7/29】第6話「とっても疲れるけど…練習試合は確実に選手をレベルアップさせる…の巻」
【7/29】第7話「強制帰宅は嫌だ❗️…の巻」
【8/4】第8話「日常を充実させることが…の巻」
【8/12】第9話「正則高校バスケット部…女子部…の巻」
【8/16】第10話「チームに欠かせない存在…の巻」
【8/27】第11話 特別連載最終回 高校からバスケット始める…の巻

正則高校の部活動についてはこちらから

【7/21】第1話「連載企画開始!」

 いよいよ夏休みとなりました!コロナ禍の影響による制限はありますが、感染予防をしながら、練習や練習試合にも取り組んでいます。
7月21日(水)は、男子が東京実業で練習試合を行いました。
 新チームとなったばかりのため、練習で取り組んでいるインサイド起点からのオフサイドへの展開が機能する場面が見られる一方で、全く機能しない場面もあり…現時点での(チームオフェンスの)成果と課題がよりはっきりした試合となりました。とても収穫の多い、今後の練習につながる貴重な経験となったことは確かだと振り返ります。



※ちなみに、女子は学校で24日からの練習試合にむけた調整練習に取り組んでいました。

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【7/23】第2話「ファンダメンタルは丁寧に繰り返すことが大事の巻」

 7月23日(金)は男女ともに練習でした。男女に分かれて、それぞれファンダメンタルドリルを中心としたメニューに取り組んでいました。女子はフォーメーションの動きを確認しつつ、各自のシュートフォームやボールの受け方についてコーチから指導を受けていました。男子はルーティーンワークのフットワーク、シューティングドリルに取り組んだ後、(ボディ)コンタクトプレーを意識した1on1、速攻のライン取り、ハーフオフェンスなどについて、コーチから細かく「使い方」のアドバイスを受けていました。


 今後、チームプレーをしっかりと確立させていくために各自の出来ることを増やしていく…そのためにも今は「ファンダメンタル」にしっかりと取り組んでいくことが大事なのだと改めて感じる練習風景でした。

編集後記

「正則高校バスケット部の活動記」については、顧問の高橋が記しています。今後も練習風景や試合の様子などについて可能な限りレポートしていきます。

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【7/24】第3話「テーマのある練習試合だから…の巻」

 夏の活動記録の第3弾です。7月24日…本日も暑い中でしたが、正則高校が会場で、男子は都立足立新田、女子は武蔵野大千代田を迎えての練習試合を行いました。
 男子はハーフオフェンスでのモーションプレー、女子はトレイルプレーからのショットシュチュエーションが今回の練習試合の大きなテーマでした。
 都立足立新田、武蔵野大千代田ともに選手個々の能力が高いチームで、能力やスキルの高さでやられてしまう場面もありましたが、男女とも最後まで集中力を切らすことなくチームのテーマを意識したバスケットをやり続けた結果、試合は互角の展開となりました。練習の成果がよく出た試合内容だったと振り返ります。男女とも今後も練習試合が続きますが、本日のようなゲーム内容がコンスタントに出てくれればいいなぁ〜と思いました。


インサイド起点のキックアウトからの合わせの外角シュートは👍

男子ヘッドコーチよりボールを受けたインサイドの反対側のオフサイドでの展開の方法について修正点が選手に伝えられています。

展開した反対側のオフサイドでオープンとなるプレーヤーがボールを受けたら…1on1を仕掛ける!その結果、綺麗にドライブができた場面。

インサイドを経由してのシュートシュチュエーションで、シュートを放っているので👍

ボールポジションから離れた3枚目として、スペースとマークマンを守っているディフェンス👍

ディフェンスリバンドからアウトレットパスを受け、素早く4ラインの一番外側のラインでボールをフロントコートまで運んできた👍

オープンスペースでディフェンスとのズレを作り、鋭いドライブを決めた場面👍

速攻のライン取り…うまく出来なかったので、PGがリズムを変えてゆっくりとフロントコートにボールを運び、この後セットオフェンスを展開。

ディフェンスを頑張り、タフショットで相手のオフェンスを終わらせた結果、ディフェンスリバンドを確実に取り、素早くアウトレットパスを出そうとしているのは👍

編集後記

 7月下旬より始まる前期講習の直前まで練習試合を予定しています。しかし台風8号が発生❗️その影響がどのくらい出るのか…心配ではありますが、なんとか練習試合は消化できればいいなぁと思います。

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【7/26】第4話「相手の方が上手だったとしても…の巻」

 本日、7月24日の大森学園との練習試合から男子は3連戦がスタートします。ちなみに女子は26日はOFFで、27日に朋優学園と(正則会場で、朋優学園と男女でゲームです)練習試合という日程です。
 大森学園の主力にはサイズのあるCに加えて、PG、SGにも能力の高い選手を擁しており、現時点の正則のチームで、簡単に勝つことができる相手ではないというのが正直なところでした。試合展開によっては、ワンサイドゲームも…と想像していました。実際の試合は…能力の高い大森学園の選手が仕掛けてくる1on1に翻弄されてしまう場面もありましたが、正則のローテーションによるカバーディフェンスがよく機能した結果、「守れる場面」も随所に見られました。試合は落としてしまいましたが、現時点のチームにとって、能力的に上回られているチームとほぼ互角のゲームができたという経験は、今後のチーム作りにおいて大きな価値を持つことになったのではないかと思います。


パス&ランからのドライブプレー👍

ディフェンスリバンドからのアウトレットパスがよく飛び、速攻となった👍プレー❗️

得点された直後リスタートで、すぐ得点した👍プレー❗️

インサイド経由からのオフサイド(オープンサイド)でのジャンプシュートは👍

大森学園の1on1からの仕掛けに対して、先回りしてポジショニングして守りにいった場面…👍

ディフェンス インサイド経由で、オフサイドのコーナーまでボールを展開してシュート❗️👍シュート❗️

⭐️おまけフォト 朝練にやってきた一番乗りの選手達…彼らは黙々とシューティングに取り組んでいました。この後、次々と選手が来て、自主練習に取り組んでいました。

【編集後記】
 選手から「前回の試合でチームは勝ちましたが…自分はダメダメだったので、(試合前)朝練をしたのですが、いいですか?」という連絡が試合前日に入りました。率直に「えぇぇぇ❗️顧問も付き合わないとダメじゃん❗️」と思ってしまったのですが…それでも、「頑張りたい❗️」という選手達のためなら…と思い「いいよ」と返事をしました。その成果は…本人の評価は定かではありませんが、多分出ていたのではないかと思います。いや、朝練に付き合うために早起きしたので、顧問はそう思いたいです(笑)

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【7/28】第5話「悪ければ悪いなりに…の巻」

7月27日は正則を会場に、男女とも朋優学園をむかえ、男子は3連戦の2日目、女子は前回の練習試合から中二日あけての練習試合でした。
 朋優学園は男女ともにボールサイドでのバスケットカットへの合わせやオフボールへの早いボール回しからのドライブなどをチームとして展開していました。そうした朋優学園のバスケットに対して、正則のディフェンスのマッチアップがズレてしまったり、遅れてしまう場面が見られ、試合の主導権を握ることが出来ず、男女ともに最初のゲームは落としてしまいました。朋優学園のチームバスケットがよく発揮された試合ではありましたが…それ以上に、シュートセレクションを間違えたり、ターンオーバーによってシュートで終わることが出来なかったりと、正則のオフェンスの終わり方が悪かったことも敗因の大きな要因だったのではないかと思います。男女とも2本目からは修正し、結果を取り返すこともできましたが、練習の成果がよく発揮されたゲーム展開ができていたのは朋優学園だった振り返ります。
 今回のゲームをみていて…調子が悪く「いつも通り」にいかない場面があるのも実際のところだと思いますが、それでも悪ければ悪いなりに…なんとかゲームコントロールをしながら、自分達の力でゲーム展開を修正し、主導権を掴み取っていけるようになってほしいなぁと思いました。そうした意味では、今回の練習試合も貴重な経験となったのではないかと思います。


インサイドからのキックアウトに合わせてのシュートは👍

ディフェンスがズレたところを見落とさずにドライブ❗️ナイスプレー👍

ボールをオフボールに展開され、ディフェンスのポジニングがズレたスペースにドライブを決められてしまった場面…

上手くかわすのではなく、強くゴールにアタックするプレーで「バスケットカウント」となったプレー👍

展開したオフボールサイドからのドライブは👍

ボールを受けた瞬間、真っ先にパスする相手を探すのではなく、誰からも守られていないことに気付きシュート❗️👍

速攻のラストパスをさばく、もしくは自らシュートにいく…その選択肢から、判断よく自らシュートにいったプレー❗️選択肢があったことが👍

【編集後記】
 女子は人数が少なく、チームの中心は1年生というのが今年度のチーム状況です。そうした中で、思い描いたプレーができず、相手に翻弄されてばかりの自分自身の姿が不甲斐なく悔し涙をみせる姿、チームの司令塔として周囲をいかしきれないことから自身の持ち味をも見失いかけて思い悩む姿…そんな「苦しい姿」を目にすることもありますが…その一方で、上手くいかないこと、思い通りとならないことを前にしても、彼女たちは決して諦めたり、誰かのせいにしたりすることなく、練習でやってきたことをやり続けようとします。まだまだ一人一人の出来ることは少なかったり、弱かったり、遅かったり、加えて少人数故の練習環境は必ずしも良いとは言えない面もありますが…それでも素直で、明るく元気な彼女たちの姿を見ていると「上手い」ではなく、きっと「強い」チームとなっていくのではないかと思います。

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【7/29】第6話「とっても疲れるけど…練習試合は確実に選手をレベルアップさせる…の巻」

 台風の影響を受けることなく練習試合が予定通り実施できることは大変ありがたいのですが…やっぱり暑いです。そんな中で練習試合を連日消化していくと…内心「誰がこんな日程を組んだんだぁ❗️」などと(勿論予定を組んだのは、他の誰でもない顧問自身ですが…)妙な愚痴をこぼしたりします。しかし選手たちの頑張っている姿を目にすると…そんな情けないことを口にしていることが恥ずかしくなります。
 本日女子はOFFでしたが、男子は3連戦の最後を都立千歳ヶ丘高校が会場で、都立練馬高校も含めた3校戦を行いました。
 コロナ感染者の急増の最中ということもあり、検温の徹底から(試合出場者以外は)マスク着用、極力密を避け、ベンチなどでは大声は出さないといった感染予防をこれまで以上に徹底しながらゲームが行われました。
 都立練馬高校戦では、相手のスピードとパワーの前にミスを誘発させられた結果、15点差以上離されてしまいました。都立千歳ヶ丘高校戦では、相手の3-2ゾーンに対して、ハイポスト、ローポストを起点として、オーバーロードによってコーナーにボールを集める展開を意図したゾーンオフェンスがよく機能し、終盤まで競り合う試合となりました。しかし外角からのシュートの精度や相手Cの高さをいかしたプレーを抑えきれず、一歩及びませんでした。
 試合自体はどちらとも落としてしまいましたが、都立練馬高校の強さや都立千歳ヶ丘高校のゾーンディフェンスを前にしても、全く臆することなくプレーする正則高校の選手たちの姿には、これまでの練習試合によって培われた「経験」よって、確実にレベルアップしていることが見てとることができました。
 そんな選手たちの姿を目にすることができると…やっぱり練習試合を組んでおいてよかったなぁ〜と改めて実感しました。
 今後は前期の夏期講習が始まるため、練習がメインとなります。これまでの試合経験を練習にいかして、さらなるレベルアップを選手たちがしていってくれることを期待したいと思います。


ディフェンスを頑張り相手のターンオーバーを誘発させ速攻に持ち込んだ…👍

インサイド経由からのオープンサイドからの外角シュートは正解❗️

インサイドでボールを受け、リバースターンで相手をかわしてゴールへアタックは👍プレー

オフボールのコーナーへ展開してのシュートは👍

インサイドからのハイポストへの合わせ…こうした展開がもっと出ると良かったのですが、インサイド陣の今後の課題だと思います。

【編集後記】
 クラブのことから少し話題がそれますが、夏期講習は申し込み制です。したがって、生徒諸君が必要な科目を必要なだけ申し込みます。つまりは必ず申し込まなくてはならないということではありませんが、申し込むのが普通です。しかし稀に申し込みをしようとしない❗️なんて生徒も…ちなみにバスケット部では、必ず申し込むことがチームの「暗黙のルール」となっています。なぜなら、顧問は勿論のことですが、コーチからも「勉強しないと、バスケットはやらせないぞ❗️」と言われているから…というわけではなく、講習期間中の練習時間は講習後に設定されているので、選手たちは当然のように講習を申し込んでいます。そうした意味で、(おそらくバスケット部に限ったことではないと思いますが、講習を申し込むのが普通ということは)「暗黙のルール」になっていると思います」

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【7/29】第7話「強制帰宅は嫌だ❗️…の巻」

 毎回の練習や練習試合で、コロナ感染予防にチームとして徹底して取り組んでいること…こまめに消毒、極力マスクは着用(顧問、コーチは常に着用)などは勿論のことですが、チームで非接触タイプの体温計を購入して、練習開始前に必ず検温をしています。ちなみに検温結果は記録に残し、2週間保管しています。
 バスケット部で実施している検温では、体温が「37度」以上の場合は練習には参加できない…と言うか、問答無用で帰宅することになっています。

 顧問の記憶が確かならば、これまでに3人以上は(何度測っても)「37度」以上の体温表示によって強制帰宅となっています【(注)ちなみに、自宅で改めて検温をしてみると、平熱とのことでした…】。
 引っかかってしまった選手は…「家で測ったら、大丈夫だったんですよ❗️」「熱なんてありませんよ❗️」「体温計がおかしい❗️」と言いながら必死に食い下がりますが、何を言おうとも…大事をとって強制帰宅をバスケット部では徹底しています。
 故に、強制帰宅をともなう検温は、選手たちにとって一つの「鬼門」となっていて、練習前に緊張する瞬間となっていることは間違いないようです。

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【8/4】第8話 「日常を充実させることが…の巻」

 8月となりました。猛暑日ばかりで、バテてしまいそうです。昨今では猛暑の記録ではなくて、コロナ感染者数の記録が更新される日々になってきました。そうした状況は、やはり無視することはできず、チームスタッフと相談を重ねた結果、大変残念ですはありますが、練習試合などの対外活動は当面「自粛」していくと判断しました。したがって、今のところ8月の練習試合の日程は(女子の夏季大会以外)白紙です。そもそも夏の練習試合とは、今後のチーム作りにおいて、チームの、さらには個々人のプレーに対する基準を明確にしていく上で、非常に重要な機会でした。そんな貴重な機会がなくなってしまうことは、チーム作りにおいて大きなマイナスではあります。しかし先にも記した通り現状のコロナ禍の状況からすれば、自粛の判断は仕方のないことだと捉えています。故に、現状を単にマイナス的に捉えるのではなく、こうした状況だからこそ、チームの「日常」を自分たちの力でいかに充実させていくのか…決して簡単なことではありませんが、チームが目指していくべき今日的課題として、選手たちが追求していってほしいと思います。

※今後の活動記録は、練習試合などの対外活動を自粛と判断したこともあり、日常のチームの様子や選手たちの姿などに、より焦点をあてたレポートをお届けしたいと思います。

8月4日(水)練習日
午前中は夏期講習のため、午後からの活動でした。本日は後半(15時よりフロア練習)のため、14時から男女別会場でトレーニングで汗流しました。

【練習風景 その1】


女子 コアの体幹トレーニングの様子

パートナーが背中を押しても姿勢をキープ❗️

男子は、トレーニング室の人数制限関係で一緒にトレーニングが出来ないので、普通教室で取り組みます。自重トレーニングを中心に 30秒メニュー×10セットを3種類こなします。「誰だ、このメニューを考えたのは❗️」と 選手の一人がつぶやいていました。見ていて、「そうやって思うのも無理はない」と思いました(笑)

男子はプロテインをトレーニング後に摂取します。

プロテインはなかなかおいしいらしいです。

マネからフロア練習前に、1年生に準備として手伝ってもらいたいことの指示が説明されています。ちなみにマネも1年生です。良く気がきき、テキパキ動き、選手のフォローをしてくれています。そんな中で、時折同期の1年生に「お小言」を言う場面もあったりします。

今回の練習には男子コーチは諸用で不在でした。基本的にコーチが不在ということは滅多にありませんので、自分たちだけで練習が進められるの?と、ちょっと心配ではありました。しかし主将を中心に選手たちだけでトレーニングも含めて、テキパキと練習を進めていました…ちょっとビックリしました。
女子は少人数ながらも女子コーチから出されている「ルーティーンワークドリル」に黙々と取り組んでいました。人数が少ないとか、コーチがいる、いないといった環境に左右されることなく練習に取り組む姿は、率直に凄いなと思いました。

午後も講習があった理系組が合流してきました。難問ばかり相手にしてきて大変だったようで…そのフラストレーションを1秒でも早く発散させたいのか、もの凄い勢いで練習着に着替え始めていました。

【練習風景 その2】


男子コーチから先日の練習で打ち出された3:3のシュチュエーションドリルです。ポイントとなる点を間違えたりすると、選手同士で(具体的な)指摘が飛び交います。思わず「へぇ〜」と感心してしまいました。

選手達が持参しているマイボトルですが…当然途中でなくなります。その場合にはチームでポカリスエットを用意(12ℓのジャグタンク)しているので…このように「マネ机」に出しておくと、マネがちゃんと補充してくれます。

先日の練習でケガをしてしまった選手です。できることは、正直あまりないのですが、「見学でもいいので…」といって練習に参加しています。

練習の合間のフリースローです。2本とも入れないと…ちょっとしたペナルティがもれなく「おまけ」でついてきます。

「鬼門の検温」です。講習がやっと終わり練習に駆けつけるも…平熱だったので、無事練習に合流できました。

【練習風景 その3】

女子コーチが練習に合流して、ファンダメンタルの練習が始まりました。ボールの受け方から足の運び方、さらには目線といったことまで、本当に細かいです!(笑)しかしとても重要なことだと思います。なぜ女子がルーティーンワークを黙々と取り組むことができるのか?ちゃんと教わっているから…だと思います。

男子の練習は、残り20分ほどシューティングとなりました。フォームを確認しながら打っている選手もいれば、ボールの受け方に変化をもたせながら打っている選手を掻い潜るようにして「おい、1:1やろうぜ❗️勝負してやる❗️」という声も混じりながら、思い思いのシューティングに取り組んでいました。トレーニング(ロードワーク)からフロア練習まで、およそ3時間の練習で、男女とも汗を流していました。

【編集後記】
 1年前を思い出してみれば…授業時間や試験日数を確保していかなければならないことから、夏休みは2週間でした。さらには、学校が徐々に再開し始めたということもあり、クラブ活動自体もようやく始まったという段階で、練習が十分にできるわけではありませんでした。そうした状況だったこともあり練習試合については、ほぼできませんでした。そんな1年前を思い返してみれば…勿論、現状でも感染予防を意図した制約などが様々ありますが(昨年度の状況と比べれば)雲泥の差だと思います。確かに、今後の感染者数の増加にともなう感染状況には注視し、然るべき対応を判断していくことは当然のことですが、楽しそうにバスケットに取り組む選手たちの姿を見ていると、何とか「現状」を最低限として維持していくことができれば…と思っています。

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【8/12】第9話 「正則高校バスケット部…女子部…の巻」

 こんにちは。バスケット部活動記も早いもので、9話まで連載が続きました。連載がスタートした際には、夏休みということもあり、練習試合やカップ戦といった機会が多くあることから話題に事欠くことはないだろうと、想像をしていました。しかし、昨今のコロナ禍の影響により対外試合は「自粛」と判断をしたことを、8話で記しました。こうした事態となっていくことを全く予想していなかったわけではありませんが、いざ実際にそうなると…「連載を続けていけるかな?」と思ったりもしました。しかし対外試合などの活動がなかったとしても、選手たちはめげたりせず、日々一生懸命活動をしているので、話題に困ることもなく、連載も9話を数えるまでになりました。前置きが長くなりました。話の前置きが長いという顧問の悪い癖が出てしまいました。大変失礼をしました。それでは、さっそく本題に…  
対外活動自粛にもめげず頑張るチームの中で、今回は「女子部」の特集をしたいと思います。
 正則高校バスケット部は、クラブとして、男女に分かれてはいません。男女合わせて「バスケット部」です。なぜ男女に分かれていないのか?その理由はいくつかありますが、男女一緒の方がより良い活動ができるから…というのが一番の理由です。勿論、練習は基本的にハーフコートで男女別々にやります。また、コーチもそれぞれにいます。その一方で、男女コーチの連携がよく取れているので、ゲーム形式の練習やオールコートの練習で、男女一緒に取り組む場面も結構あります。第5話の編集後記に記しましたが、今年度の女子部は(例年は10名程度)例年にもまして少人数(5名:3年1名、2年1名、1年3名)ということもあり、対人練習のバリエーションには制限があることから、男子相手ではありますが、4:4、5:5といった対人練習は男女一緒にやります。このように練習がやれるのは、男女別々ではないからこそできるものだと思います。
 もしかしたら…「エッ❗️男女一緒❗️」と驚かれたり、「男女一緒に(対人練習なんて)できるの❓」と疑問に思われるかもしれませんね。
 顧問が見てきた限りではありますが…最初こそ男女の対人練習に戸惑う選手も見受けられましたが、今では全く気にせずガチンコでやっています。特に女子部の選手たちは「負けん気」が強く、男子選手の高さ、スピード、パワーに圧倒される場面があっても、全く臆することなく仕掛けてくるので、時折男子に勝ってしまうこともあります。そうなると…どこか遠慮がちだった男子にスイッチが入り、まさに「大人気ない」としか例えようのないガチンコプレーで応酬する。そんな切磋琢磨する姿が日常風景となっています。また、(いい意味で)男女で競い合う場面があるからだと思いますが、男女の選手同士がお互いのことを認め合っていて、コミュニュケーションもよく取れているように見えます。だから、男女で練習試合を実施すると、応援しあっている姿を目にします。
 前置きが長いという以前に、そもそもの話が長いというのが顧問の悪い癖でもあり、話同様に文章も長くなってしまい大変申し訳ありません。と言え、人数は少なくとも今の女子部の良さが「男女一緒」という中によくあらわれているのではないかと思います。
 以下に、8月12日の女子部の練習風景などを掲載します。
※バスケット部は、原則「5勤2休」で活動をしています。

【練習風景 その1】  
 本日の練習には、女子部コーチが諸用の為、不在でした。コーチ不在ということは滅多にありませんが、事前にコーチから大まかな練習の指示が出ていることもあり、選手たちは集合後、テキパキと練習準備を始めていました。


 給水用のドリンクジャグと選手たちのボトルです。あと…練習中に使うことはありませんが、手持ち扇風機は必需品らしいです(笑)

 練習前の検温です。女子は「おでこ派」と「手首派」の2パターンいます。

 チームの準備の他に、テーピングなどの各自準備もします。

 各自の本日の目標をチームの中で言い合うことを通じて、それぞれの「やるべきこと」をより明確にする(自覚する)ことから練習を開始しています。

【練習風景 その2】


 数日前から膝に若干違和感があるとのことから、大事をとって、テーピングで膝周辺を補助することになりました。女子部コーチよりテーピングの巻き方の指導を受け、今回は(女子部コーチ不在の為)自分で巻いてみた…というところまではよかったのですが…すぐに男子部コーチから「それじゃない❗️」との指摘が入りました。なんと❗️巻き方を間違えていたのではなく…キネシオテープで巻くはずが、(患部固定の補助が主な使用用途の)伸縮テープを巻いていました。つまり、使うテープそのものを間違えていました。本人曰く「伸びるならなんでもいいのかな…と思ってました」とのコメントに、「そりゃ、そうだろうね」と思い、(恥ずかしがる本人には申し訳なかったのですが)笑ってしまいました。

動き作りのルーティーンとして、フットワークからスタートします。

ドリルの合間にフリースローが入ります。落とすと…トップスピードでサイドステップをやることになります。

【練習風景 その3】


ファンダメンタルドリルです。軸足やターンの仕方を変えながら、ドライブやジャンプシュートを打ちます。ボールの受け方に重点が置かれていて、利き足ではないパターンの受け方には、少々苦戦していました。

ファンダメンタルドリルを違う角度から撮影したものです。自身の「やり易さ」につられがちで、まだスムーズにはできていない場面もありますが、だからこそ正確に反復練習をする必要があるのだと思います。

ファンダメンタルドリルが終わるとハンドオフパスシュチュエーションからの様々なボールの受け方とその後の使い方についての「から動き」ドリルに取り組みます。

ハンドオフパスからのドライブパターンです。シュチュエーションを同じにして、様々なオフェンスパターンに取り組みます。

3:3のシュチュエーション(フリー)で、これまでのドリルなどを使ってみる練習でしたが…理解していることをなかなか体現することができず、少々苦戦をしていました。と言え、実際に使えるようになるためには、避けては通れない時間でもあると思います。

3:3シュチュエーションドリルを別角度から撮影しました。ハンドオフパスシュチュエーションに加えて、インサイド経由という狙いも入っていて…上手くハマる瞬間もありましたが…グチャグチャなってしまう場面も見受けられました。スペースとタイミングが重要だということを頭だけではなく、感覚としてつかんでいけば、きっと上手く使えるようになると思いました。

【練習風景 その4】


練習ノートです。女子部は練習にノートを持参しています。練習の合間にドリルの注意点やポイントをメモしています。今回の練習では、その練習ノートを活用して、ドリルに取り組んでいました。

練習ノートの活用に加え、練習のポイントがズレると、3年生が時折練習を止めて、注意点やポイントを改めて説明し、確認していました。

【練習風景 その5】


練習の仕上げは二人組でのシューティングです。シュートフォームやボールの受け方に重点を置いて、取り組んでいました。

パートナーストレッチをクールダウンとしてやります。時折パートナーに対して、「痛い❗️痛い❗️もう鬼❗️」といった声を発している姿も…あったりします。

 原則、学校への登下校は制服着用ですが、コロナ禍の影響から密になって着替えることを少しでも避けるために練習着やチームウエアでの登下校を可としています。練習時のマスク着用については、選手たちは可能な限りとしています。感染予防の観点からすると、マスクを着用しながらの方が良いのですが、熱中症のリスクを考えると、無理をさせられないのも実際のところです。ちなみに体育館にはエアコンが入るので、練習時には冷房を入れていますが、当然換気のために窓などは全開状態です。したがって、それなりの暑さです。練習開始時にはマスクをつけながら参加している選手もいますが、やはり息苦しさに加えて、暑によって外しています。そんな状況は練習終了時にも続いているので、ついマスクが口元から離れがちとなってしまいますが…「もう❗️暑い❗️」と言いながらもマスクを手にとり着用します。写真は、とは言え…やっぱり暑いので、水分補給をしてから、マスクを着用をしようとしている一枚です。
 ※写真は女子部のチームバックと夏用ウエアです。

【編集後記】

 今回は女子部がメインでしたが、少しだけ男子部の話題も…彼は「セブンティーン(サイドラインとサイドラインの間を17本ダッシュするドリル※秒数制限あり)」に取り組んでいます。選手曰く…「誰だぁ❗️このメニューを考えたヤツは❗️」と言いたくなるものらしいです。 練習の合間のフリースローを落とすと、男子部では、もれなく「(2本落)セブンティーン」もしくは「(1本落)ナイン」となります。しかし最近、プロテインのシェーカーを忘れてくると…練習開始前から「セブンティーン」となります。それを考案したのは、男子部マネージャーです。何度言っても、誰かしらシェーカーを忘れてくる選手たちの怠惰な様子に、「いよいよ、こうでもしないとダメか❗️」と言わんばかりにチームへ打ち出しました。その名も「プロテインダッシュ」…選手たちの反応は、最初こそ何やらモゴモゴ言っていたりしていたようですが…マネージャーからの「ちゃんと持ってこないからでしょ❗️」という、これ以上でも以下でもない正論によって一蹴され、あえなく導入されることになりました。ちなみに、走っている彼は…「プロテインダッシュ」に取り組んでいます。と言え、今ではこうした姿は恒例ではなく、むしろ時々といった感じで、みんな忘れずに持ってくるようになりました。マネージャーの影響力はすごいなぁと感心した次第です。そんなマネージャーについて、次回はレポートしたいと思います。

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【8/16】第10話 「チームに欠かせない存在…の巻」

 前話の編集後記で予告しました「マネージャー特集」をお届けしたいと思います。唐突でが…「マネージャー」と聞くと、皆さんはどんなことをイメージをされるのでしょうか?
 陰でチームを支える「縁の下の力持ち」的な存在、もしくは「雑用係」や「お世辞係」といったイメージでしょうか…確かに、マネージャーはそうした役割を担っている面もありますが、「受身的に…」ではなく、「主体的に!」といったことが、正則高校バスケット部ではキーワードとなっています。故に、部のマネージャーとしての役割は明確に決まっていません。選手、チームにとってプラスとなることをマネージャーという立場から考え(判断)、取り組んでいくことが役割だと位置づけているからです。つまり、単なるお世話係や雑用係ではなく、チームの「マネージメント」をするマネージャーとなっていってもらいたいということを目標としていますが…
 現在、1年生の女子生徒2名が男子部にマネージャーとして所属しています。しかし男女合わせてバスケット部ということもあり、メインは男子部ですが、臨機応変に女子部の手伝いもやっています。二人とも中学時代は文化部に所属していたそうですが、高校から新たなことにチャレンジしたいということで、バスケット部のマネージャーとしてチームに加わることとなりました。
 入部当初は不慣れな運動部ということもあって、何をすればいいのか、どうしていればいいのか…察しもつかず、困惑する日々のようでした。勿論、わからないことについては顧問、コーチ、さらには上級生がちゃんと教えますが、先にも記した通り、元々マネージャーの仕事や役割というものが明確にあるわけではないので、なおさら「自分たちは何をしたら…」となっていたようです。
 そんなマネージャーたちは、コーチから「自分で考え、(選手、チームにとって)良いと思うことは積極的にやってみなさい。たとえ上手くいかなかったとしても、それをもって責めたりはしないよ」と、よく声をかけられていましたが…とは言え、言わんとしていることは何となく理解できても、実際にやってみることは、それほど容易なことでもないと思いますが…二人は既に「マネージャーのコツ」をある程度つかんでいるように思います。コーチの意図していることをしっかり汲み取り、選手たちともよくコミュニュケーションを取って、何事にも「先回り」をしようとします。故に(選手やチームのことを考え、動いているからでしょう)選手たちに「お小言」を言う場面もあります。そのうち選手だけでなく、顧問も「お小言」を頂戴することがあるかもしれません(笑)
 そんな「マネージャー」は、今やチームにとって欠かせない存在となっていることは間違いないと思います。

【マネージャー その1 】


練習開始前にドリンク用、アイシング用の氷を準備します。

ドリンクを作ります。一応に選手たちにドリンクの味(濃さ)についての好みを聞き、それを参考にして、作っているそうです。

練習中だと…なかなか選手がドリンクを補充することができそうにないことから、マネが補充するようになりました。

 対人練習で他の選手とぶつかるといったアクシデントなどで(大事をとって)練習から外れる選手がいると…すかさず「テーピングの練習させてください!」とマネージャーが声をかけたりします。基本的には練習中に記録をとったり、練習の補助をしていることがメインなので、必ずというよりは、自分たちの身体があいたらといった感じでテーピングにも取り組んでいます。テーピングに取り組んでいるのは、マネージャーが巻けるようになりたいと考えた結果です。今回は指のテーピングの練習をしています。ちなみに何度やっても上手くできない箇所もあって、時折テーピングを持ち帰り、ご家族に協力をしてもらって練習することもあるらしいです。と言え、まだまだ勉強中とのことで、テーピングはなかなか難しいらしいです。勿論、巻き方やコツなどについては、コーチからも教えてもらえますが、やはりコーチのメインは練習をみることなので…「YouTube先生(笑)なんかも、上手く利用するといいよ」とアドバイスされていました。すると、「なるほど❗️」といったリアクションでした。テーピング自体、その存在を知ったのも、ましてや扱うのもバスケット部に入ってから…ということもあり、思いつかなかっとようです(笑)

【マネージャー その2 】


コーチからの練習中のアドバイスや練習ドリルの結果を記録しています。この他にもフォーメーションなどの練習を撮影したりしています。それらを定期的にまとめて、チームのLINEグループに発信して選手たちに伝えてくれています。
「練習でやっていることが選手たちの中にちゃんと残る(積み上がる)といいなぁ」とコーチがいっていたことから、マネージャーが上記したようなことに取り組み始めました。

練習補助です。マネージャーの「ご〜、よ〜ん、さ〜ん、に〜、いちぃ〜❗️❗️」というカウントの声が、一番体育館に響きます。選手も見習うべきだと思います。

選手にプロテインを練習後すぐ摂取させるので、マネージャーは必ず練習終了時間の目安を確認してきます。また、マネージャー考案の「プロテインダッシュ※プロテインダッシュの意味がわからない方は、第9話の編集後記をご覧ください」のおかげで、シェーカーが全員そろうようになりました(笑)

【編集後記】
 基本的には「しっかり者のマネージャー」ですが、それでもちょっと抜けている姿も見かけたりします。ドリンクやアイシング用の氷は保健室に取りにいくのですが、ある日の練習で、(マネージャーの)到着が練習開始時間ギリギリとなったようで、自分のカバンを持ったまま、慌てて保健室に氷を取りにいったら、(自分の)カバンだけ保健室に置き忘れていったり、また、別日の練習では、練習開始から1時間ほど経って「寝坊しました。すみません」と連絡が入りました。その連絡に「なんと人騒がせな❗️」という意味を込めて「無事ならよかった」と、(ホッとしながら)返信したりと…マネージャーさんたちもやらかすことがあります。とは言え、「非の打ち所がない」といった完璧タイプではなく、少々抜けているところもあるから、選手たちも気軽に接することができているのではないかと思います。
 ちなみに寝坊の件についてのやり取りは…誰にでも時には意図していない形で遅れてしまうことだってあると思うので、(決して褒められたことではありませんが)それだけをもって、顧問も、コーチも、選手たちを責め立てることはしません。何なら(本人がちゃんと反省しているなら)「ドンマイ」くらいのことも言います。 
 そもそも、顧問も、コーチも、選手たちの練習参加の基準が、遅れたり、休んだりしたら(顧問、コーチから)怒られるから…となってほしくないのでコロナ禍以前は「無断」はないようにとしつつ、出欠管理自体を選手たちに任せていました。しかし昨今のコロナ禍の拡大にともない、出欠確認は(チームの連絡用LINEグループを使って)顧問が集約するようになりました。選手たちもその主旨を理解していることもあり「音沙汰なし」となる選手はこの間誰もいなかったこともあり、練習開始から1時間ほど「行方不明」となっていたマネージャーを大変心配していた…故に「無事で何より」と返信した次第です(笑)ちなみに大遅刻となりましたが、練習に無事やってきました。

最後に、「マネージャーとしてのやりがい」について二人に聞いてみたところ…即答で「選手たちから『ありがとう』と言ってもらえることです」と言いつつ、「でもそんな気の利いたこと、(選手は)滅多に言いませんけどね」と笑っていました。

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【8/27】第11話 特別連載最終回 高校からバスケット始める…の巻

 まずは昨今のクラブ活動などを取り巻く状況について記します。
 コロナ禍の急速な拡大にともなって…これまでは生徒本人が「PCR検査」となった時点では、関係している個人や団体を留め置くことはしていませんでしたが、夏休みは(関係している個人、団体も)大事をとって留め置き、保健所の判断をもとに活動の可否を判断していく措置を学校としてとっています。同時に活動時間を2時間に制限し、生徒たちの接点を極力コンパクトにする感染対策措置もとってきています。その甲斐あってか、今のところ、本校では大事にいたることなく活動を維持することができています。とは言え、時折バスケット部でも(大事をとって)急遽活動停止となることもありましたが…すぐに活動を再開することができました。しかし今後も予断を許さない状況は続くので…引き続き感染予防を徹底しつつ、可能な限り活動を維持していくことができれば…と思っています。
 さて、今回で「特別連載企画」は最後となります。最後を飾るネタを何にしようかと考えましたが、すぐに「高校からバスケットを始めた選手」に注目しようと思いつきました。それでは話が横道に外れていく前に(笑)さっそく本題に…
 正則高校バスケット部には、高校以前からバスケットをやっていた、所謂「経験者」だけではなく(決して多くはありませんが)これまで本格的にバスケットをやったことのない「未経験者」も何人か所属しています。
 その中の一人で、(練習風景に登場の)副将を務める2年生の選手も高校からバスケットを始めました。彼は中学では野球部だったそうですが、「(野球も楽しいけど)バスケの方が楽しそうじゃん❗️」といった好奇心にも似た思いからバスケット部の門を叩き入部してきました。
 正則高校では、生徒諸君のやりたいことを何の根拠もなく妨げたり、制限したりすることはありません。勿論、生徒諸君がやりたい❗️と言い出したことなら、なんでもOKというわけではありませんが、一切聞く耳をもたないということもありません。その上で、バスケット部は「来るもの拒まず、去る者追わず」というのが部の方針でもあり、経験、未経験問わず入部希望は全て受け入れてきました。故に、彼のように「楽しそうじゃん❗️」なんて理由であっても(最初は誰だって多かれ少なかれそうした理由から始めるものだろうとも思うので)全く問題ありませんし、むしろ真っ当な理由だと思います…などと、もっともらしく記していますが、とりわけクラブの入部の可否について、制限なんて特にないといったことは、何も正則高校に限ったことではなく、他校でも同様のことかと思います。とは言え、経験者に混じって、未経験者がどこまで活動を同じとしていくのか、ということになると…それぞれのチーム事情による違いがあるのではないかと思います。
 正則高校バスケット部では、未経験者を経験者と分けて練習する…ということは一切ありません。全く同じことに取り組みます。故に(当然のことですが)「わからない、できない、ついていけない」という三拍子が、未経験者の姿にはありありと映し出されます。しかしその三拍子をコーチは決して責め立てることはしません。むしろ未経験者が自分の目の前に広がる「三拍子」と、経験者との圧倒的な「距離(差)」をどう攻略し、縮めていこうとするのか…そのことに注目をしています。
 高校バスケットは実質「2年間」といっても過言ではありません。そうした中で、高校からバスケットを始めた選手が、経験者に追いつく、さらにはそれ以上となっていくためには、(未経験者に限ったことではありませんが)何事にも「主体性」を持って取り組んでいくことが最も必要とされることだと思います。
 故に…コーチは数多くの「ヒント」を、選手たちに(それこそ手を替え品を替え)与えてくれていますが、「答え」を伝えることは滅多にありません。そのことは、未経験者にたいしては特に顕著で、それこそ未経験者には考えるための「ヒント」はいくらでも伝えますが、「答え」を伝えることはまずありません。同時に、コーチは選手たちのコミュケーションを非常に重要視しています。その結果、毎年選手同士が明確な基準をもって(私的な関係性に影響されることなく)互いを率直に評価し合っていく環境が(多少の差異はありますが)作られていると思います。そして、そんな要素が「化学反応」をおこすようになると…(コーチの言葉を借りて表現するならば)勝手に上手くなります。
 そうは言っても…未経験者からすれば、最初こそ意地悪をされているかのように思うかもしれません。しかし的確なヒントをもとにチームメイトの存在を正しく認識し、そして参考としていくことで、自分自身の基準を書き換えていくからでしょう…上手くなった、理解できるようになった、そんな(自分自身の)「変化」を自覚できるようになっていきます。すると…「バスケ、めっちゃ楽しい❗️」「もっと上手くなりたい❗️」といった単純明快な、しかし最も重要な「モチベーション」が確かな形となって作られていると思います。
 スポーツの語源には「遊び」という意味があるそうです。つまり「遊び」であるスポーツとは、そもそも楽しくなければ、上達しないものなのかもしれません。
 少なくとも、バスケット部の選手たち、とりわけ高校からバスケットを始めた未経験の選手たちに見て取れる「変化」には、スポーツ本来の語源的要素がたくさん含まれているのではないかと思います。

【練習風景】


 バスケットで必要とされるファンダメンタル的なスキルは、今や経験者並みに遜色なくこなしています。

 入部当初は(特に切り替えをともなう)ダッシュに、本当に苦労していました。本人曰く「走るのはとにかく嫌❗️」ということもあって…なおのこと苦労していたようですが、決してサボることがないので、今では(得意というわけでも、ましてや好き好んでというわけではないと思いますが…)よく走るようになりました。

 彼には1年生の「お弟子さん」がいます。「お弟子さん」ができたのは…「師匠」と1年生が言い出したから…というわけではなく、気が付いたら「お弟子さん」となっていたようです。そのお弟子さんに、練習後「稽古」をつけているシーンです。ちなみに、師匠として稽古をつけることができたシーンもありましたが、残念ながら(稽古を)つけられているシーンもありました(笑)そんな師匠ではありますが…1年生は、今のところ「お弟子さん」をやめるつもりはなさそうです(笑)

 コーチが練習の総評を選手に伝えているシーン。選手たちは、顧問の話はあまり聞いてくれませんが(笑)コーチからの話は本当によく聞いています。1年生の頃の彼は、総評後コーチによく質問をしていました。そんな様子から「どうりで、できることがどんどん増えていくわけだ❗️」と感心しつつも、つい「授業でも…」なんて思ってしまうことが…なんて記そうかと思いましたが、余計なこと…と言うより、彼は学習も頑張るようになったので、コメントはとめておきます(笑)
 最後に…彼は練習中に「ヨッシャー❗️」とか「ヒュー❗️」といった雄叫びやリアクションをよくします。(チームメイトのナイスプレーにも大きなリアクションします)そんな様子に、時折チームメイトからは「うるさいなぁ」と言われたりしています。顧問も他の選手同様に思うこともあるのですが、最近ふと、彼の雄叫びやリアクションとは、ある意味必死になってやっていることの裏返しなのではないかと想像しました。彼は、確かにできるようになったことがたくさんありますが、それでも経験値的な面で、「まだまだ」のところもあります。故に、上手に抜いて良い(良い意味でサボる)といったことがわからず、何事にも全力で取り組みます。つまりは何事も必死になってやっています。必死にやっているからこそ、「上手くいった❗️」「できた❗️」といった瞬間に思わず声をあげてしまっている。そんなふうに見えなくもないな…と勝手に想像しましたが、ちょっといいように考え過ぎた気もしました(笑)ちなみに失敗すると、彼は「やば❗️」と言っています。今のところ…練習中に発するリアクションは「雄叫び」よりも、若干「やば❗️」の方が多いかもしれません(笑)

【編集後記】今回で特別連載が最終回となりました。稚拙で読みにくい文章に加えて、誤字脱字などもあり、本当に恥ずかしい限りですが、少しでも正則高校バスケット部の、さらには正則高校の「校風」が伝われば、幸いです。
 今後も連載を続けていきたいと考えていますが、とりあえず…夏休みの活動記は今回で一区切りとしたいと思います。ありがとうございました。

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