TOPICS
2021.11.29
部活動

【バスケット部活動日記2021 特別連載秋NO4】上手いじゃなくて強いチームの前に…の巻


こんにちは。特別編と言いつつも、なんだか連載企画のようになってきましたが…今回も練習試合の様子をレポートしたいと思います。 11月28日は午後から男子が鎌倉学園に遠征をしてきました。
サブタイトルにもあるように鎌倉学園は上手いチームというよりも「強いチーム」です。とは言え、コロナ禍の影響で、およそ2年ぶりに鎌倉学園を目にすることになりましたが…やっぱりチームスタイルは以前と変わりなく「強い」ままでした。 特段サイズの大きな選手がいるわけではありませんが、フィジカルが(正則の選手と比べると)しっかりしている選手が多くいました。そんな鎌倉学園のアップの様子ではイージーシュートをポロポロと落としていたりする姿も見られ、強豪校によく見受けられるようなオーラを感じることがなかったからでしょう…正則の選手たちは、(相手のことを舐めているということでは全くないのですが、それでもさほど苦戦するような相手には見えなかったのか)普段よりもリラックスした雰囲気でアップをしていました。
いざ試合が始まると…一進一退の攻防戦となりましたが、鎌倉学園のタイトなディフェンスに手を焼き、ターンオーバーを誘発させられリードを許す展開となりました。それでもよく粘り必死に追いかけましたが、数点及ばずという内容のゲームとなりました。
鎌倉学園も正則のマンツーとゾーンをチェンニングするディフェンスの前にミスを連発する場面もありました。しかしそれ以上に鎌倉学園のタイトなディフェンスが正則のパッシングゲームをうまく機能させず、「ここぞ!」という場面でのシュートをリングに沈め…粘る正則を振り切る展開でゲームを制するという内容でした。 小手先の上手さではなく、一つ一つのプレーを横着することなく強く取り組むことで、簡単なことをより簡単に、難しいことも簡単にしていくことができ、その結果がゲームを制すことにつながっいくことを正則の選手たちは鎌倉学園の選手たちと対戦し、より実感することができたのではないかと振り返ります。 そんな鎌倉学園の選手たちに「年明けにまたやろう」と声をかけて会場を後にしました…
 
【編集後記】 鎌倉学園は鎌倉五山第一位の建長寺に隣接している学校です。周辺にも多くの寺院が立ち並び、歴史を肌で感じることのできる場所ですが…集合時間近くになっても姿を見せない選手がいました。慌ててマネが連絡をしてみたところ、「今、鶴岡八幡宮にいるんだけど」という返事が…それを聞くや否や「観光に来てんじゃないんだから、すぐ来い!」と一喝していました。電話を切ると、マネがため息混じりに「まったくぅ〜歴史オタクが!どうせまた(日本史の)ウンチクを言い出すんですよ!」とコメントしていました。それを聞いて思わず大笑いをしてしまいました。ちなみに集合時間にはギリギリ間に合っていましたが…よくよく聞いてみたところ、なんと午前中から鎌倉散策をしていたそうです。