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2021.08.04
部活動

【バスケ部活動記2021】第8話 「日常を充実させることが…の巻」

8月となりました。猛暑日ばかりで、バテてしまいそうです。
昨今では猛暑の記録ではなくて、コロナ感染者数の記録が更新される日々になってきました。
そうした状況は、やはり無視することはできず、チームスタッフと相談を重ねた結果、大変残念ですはありますが、練習試合などの対外活動は当面「自粛」していくと判断しました。

したがって、今のところ8月の練習試合の日程は(女子の夏季大会以外)白紙です。そもそも夏の練習試合とは、今後のチーム作りにおいて、チームの、さらには個々人のプレーに対する基準を明確にしていく上で、非常に重要な機会でした。
そんな貴重な機会がなくなってしまうことは、チーム作りにおいて大きなマイナスではあります。しかし先にも記した通り現状のコロナ禍の状況からすれば、自粛の判断は仕方のないことだと捉えています。故に、現状を単にマイナス的に捉えるのではなく、こうした状況だからこそ、チームの「日常」を自分たちの力でいかに充実させていくのか…決して簡単なことではありませんが、チームが目指していくべき今日的課題として、選手たちが追求していってほしいと思います。

※今後の活動記録は、練習試合などの対外活動を自粛と判断したこともあり、日常のチームの様子や選手たちの姿などに、より焦点をあてたレポートをお届けしたいと思います。 8月4日(水)練習日 午前中は夏期講習のため、午後からの活動でした。本日は後半(15時よりフロア練習)のため、14時から男女別会場でトレーニングで汗流しました。

【練習風景 その1】
女子 コアの体幹トレーニングの様子。パートナーが背中を押しても姿勢をキープ!
 

男子は、トレーニング室の人数制限関係で一緒にトレーニングが出来ないので、普通教室で取り組みます。
自重トレーニングを中心に 30秒メニュー×10セットを3種類こなします。「誰だ、このメニューを考えたのは❗️」と 選手の一人がつぶやいていました。見ていて、「そうやって思うのも無理はない」と思いました(笑)
 

男子はプロテインをトレーニング後に摂取します。プロテインはなかなかおいしいらしいです。


マネからフロア練習前に、1年生に準備として手伝ってもらいたいことの指示が説明されています。
ちなみにマネも1年生です。良く気がきき、テキパキ動き、選手のフォローをしてくれています。そんな中で、時折同期の1年生に「お小言」を言う場面もあったりします。


今回の練習には男子コーチは諸用で不在でした。基本的にコーチが不在ということは滅多にありませんので、自分たちだけで練習が進められるの?と、ちょっと心配ではありました。しかし主将を中心に選手たちだけでトレーニングも含めて、テキパキと練習を進めていました…ちょっとビックリしました。


女子は少人数ながらも女子コーチから出されている「ルーティーンワークドリル」に黙々と取り組んでいました。人数が少ないとか、コーチがいる、いないといった環境に左右されることなく練習に取り組む姿は、率直に凄いなと思いました。


午後も講習があった理系組が合流してきました。難問ばかり相手にしてきて大変だったようで…そのフラストレーションを1秒でも早く発散させたいのか、もの凄い勢いで練習着に着替え始めていました。


【練習風景 その2】
男子コーチから先日の練習で打ち出された3:3のシュチュエーションドリルです。ポイントとなる点を間違えたりすると、選手同士で(具体的な)指摘が飛び交います。思わず「へぇ〜」と感心してしまいました。
 

選手達が持参しているマイボトルですが…当然途中でなくなります。その場合にはチームでポカリスエットを用意(12ℓのジャグタンク)しているので…このように「マネ机」に出しておくと、マネがちゃんと補充してくれます。

先日の練習でケガをしてしまった選手です。できることは、正直あまりないのですが、「見学でもいいので…」といって練習に参加しています。


練習の合間のフリースローです。2本とも入れないと…ちょっとしたペナルティがもれなく「おまけ」でついてきます。


「鬼門の検温」です。講習がやっと終わり練習に駆けつけるも…平熱だったので、無事練習に合流できました。


【練習風景 その3】
女子コーチが練習に合流して、ファンダメンタルの練習が始まりました。ボールの受け方から足の運び方、さらには目線といったことまで、本当に細かいです!(笑)しかしとても重要なことだと思います。なぜ女子がルーティーンワークを黙々と取り組むことができるのか?ちゃんと教わっているから…だと思います。


男子の練習は、残り20分ほどシューティングとなりました。フォームを確認しながら打っている選手もいれば、ボールの受け方に変化をもたせながら打っている選手を掻い潜るようにして「おい、1:1やろうぜ❗️勝負してやる❗️」という声も混じりながら、思い思いのシューティングに取り組んでいました。トレーニング(ロードワーク)からフロア練習まで、およそ3時間の練習で、男女とも汗を流していました。


■ 編集後記
1年前を思い出してみれば…授業時間や試験日数を確保していかなければならないことから、夏休みは2週間でした。
さらには、学校が徐々に再開し始めたということもあり、クラブ活動自体もようやく始まったという段階で、練習が十分にできるわけではありませんでした。そうした状況だったこともあり練習試合については、ほぼできませんでした。

そんな1年前を思い返してみれば…勿論、現状でも感染予防を意図した制約などが様々ありますが(昨年度の状況と比べれば)雲泥の差だと思います。
確かに、今後の感染者数の増加にともなう感染状況には注視し、然るべき対応を判断していくことは当然のことですが、楽しそうにバスケットに取り組む選手たちの姿を見ていると、何とか「現状」を最低限として維持していくことができれば…と思っています。

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