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2022.11.15
部活動

【バスケ部活動記】第十二話「新人戦・・・」の巻



こんにちは。前回の投稿から少し間があいてしまっていましたが、学院祭、そして中間試験と慌ただしい日々が続き・・・同時に、男子部、女子部ともに新人戦に向けた準備を進めていたこともあり、なかなか活動記をあげることができませんでした。

そんな慌ただしい日々の中で挑んだ男子部、女子部の「新人戦」についてレポートしたいと思います。

男子部の初戦(大会は23日より開催)は10月30日でした。
直前が中間試験ということもあり、試験期間中も「特別活動」という枠組みで練習を実施していました。定期試験が、とても重要なことは言うまでもありませんので、選手の試験勉強に影響が出ない範囲での活動となります。

一方の女子部は11月6日(大会は11月3日より開催)が初戦ということもあり、ほぼ試験期間中の練習は行いませんでした。と言うことは、大会までまとまった練習をやることができないことでもあり、試験終了とともに急ピッチで初戦に向けた準備を進めていきました。
大会が試験や学校行事の時期と重なることは、おそらく正則高校に限ったことではないかと思いますが・・・クラブに限って言えば、しっかりと準備をして臨んでいくことに難しさのある大会でもあります。

【男子部】
結果から端的に記すと、1回戦敗退に終わりました。
点差も83対19とかなりの大差がついてしまう結果に終わりました。
対戦相手の「区立九段中等教育学校」の選手たちの個々人のフィジカルや技術面は、正則の下級生主体のチーム力と比べてみたとき・・・想定以上に大きな「差」がありました。

 

その「差」が、そのままスコアにあらわれた試合となりました。
それでも、前半終了時には、何とか”セーフティーリード”をつけられないような点差で必死についていっていましたが、”格上”相手に力を使い切ってしまったことから、後半になると失速し、まさに”完敗”に終わりました。
そんな初めての大会は、選手達にとって、”苦い経験”に終わりましたが、この経験こそが今後のチーム作りの「糧」となっていくことも、また確かではないかと思いました。

【女子部】
「都立深沢高校」との初戦は、正則が開始早々”3Pシュート”で得点し、その後も得点を積み重ね、一気に押し切るゲーム展開になるかと思いました。

 

しかし、攻守の切り替えのミスをつかれ始めると、オフェンスでのミスが、そのまま失点につながる展開となっていきました。
それでも、試合の中盤から終盤にかけて正則がリードする展開を作りましたが、守り切れないところで失点を重ねてしまい、逆にリードを許す展開となり・・・60対54の6点差で惜しくも初戦敗退に終わりました。
とても悔しい試合となりましたが、この試合を通して選手達はそれぞれの課題、さらにはチームの課題を強く自覚させられたのと同時に、日常の活動について”もっと”と思うようになったようで、そうした意識が、大会後の選手達の(バスケットに対する)取り組み姿勢に「変化」をもらたし始めましたように思います。

【編集後記】
例年、新人戦は(冒頭でも記した通り)学院祭や試験日程と重なっています。
そうした大会日程となることは、正則だけに限ったことではないのですが・・・大会に向けた準備をする上では、なかなか厳しい日程であることも確かです。
故に、これまでを振り返ってみても、新人戦は初戦敗退に終わることがとても多いです。しかし、そうした経験は、その後のチーム作りに必ずしも”マイナス”となることばかりでもありませんでした。
むしろチームを大きく「変化」させていくきっかけとなったこともたくさんあったので、今後の選手達、さらにはチームの「変化」に大いに期待していきたいと思います。

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