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2023.12.25
部活動

【サイクリング部】2023年東京都選手権参戦記 ~3カテゴリーで4名が入賞~



2023年12月23日茨城県ひたちなか市自動車運転研修センター特設コースにて、本年度の東京都選手権が開催されました。
路面コンディションはドライながらも、朝の気温は氷点下3度の厳しい寒さの中でレースは始まりました。



オープニングレースとなるCクラスには12名が正則高等学校から参戦しました。
1周約5キロのコースを5周回するレースが総勢43名のエントラントで競われました。最終周回までに先頭集団は20名程の選手にまで絞られ、そのままの人数でゴールスプリントに突入します。0、2秒の中にトップ5人がハンドルを投げ合う僅差の争いです。

梶川選手2位、12位古賀選手、13位河内選手、19位矢島選手、20位中世古選手と、ここまでが先頭集団でのゴールとなりました。以下西見選手、川上選手、小山選手、市川選手、加藤選手の順で完走しました。



続くBクラスには神山選手、髙橋選手、松村選手、金子選手、宇田川選手の5名を含め総勢61名が、7周回およそ35キロのレースを競いました。
Cクラスと同様になかなか集団は崩れず、最終ラップになっても30人以上の選手が先頭グループを形成します。
正則の5人も積極的に闘い、ゴールスプリントに向けて加速します。ゴールは1位から11位までのタイム差が僅か0、9秒の激戦となりました。



あまりの僅差のために、正式なリザルトは発表されず、エントラントのみならず観客達も異様な静寂の中で、オフィシャルからの発表を待ちます。

そして、この僅差のレースを制したのは1年生副主将の松村選手です。2位とのタイム差は0、01秒という際どい勝利です。更に、0、25秒差で神山選手が4位、0、5秒差で金子選手が6位をもぎ取りました。宇田川選手38位、髙橋選手44位と正則の全員が完走しました。Bクラスでの優勝及び4位、6位のトリプル入賞は創部以来の快挙となりました。

そして、目下4連勝中主将大谷選手と1ヶ月前の同コースで開催のツールドひたちなか優勝の副将雪下選手が出場するJクラスが始まりました。
このクラスは来年のチャレンジロードレースに参戦するであろう関東の強豪高校のライダー達による9周回のレースです。正則の韋駄天2人は強化指定選手も含まれる争いにも、怯むことなく積極果敢に走ります。
しかし、平坦基調のこのコースではなかなか集団は減らず、25人余りの集団で最終ラップに入りました。最終的には山梨県の選手が抜け出し優勝、雪下選手21位、大谷選手22位と悔しい結果にはなりましたが、正則の目指す積極的なレースを披露してくれました。成果と課題の両方を経験できた有意義な大会となりました。



最後になりましたが、保護者の皆様には寒さの中早朝から夕方までの長時間に渡りご支援を戴き、心から感謝致します。ありがとうございました。今後もよろしくお願い申し上げます。



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