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2024.04.05
部活動

【バスケ部活動記】第三十七話「がっつりと練習は勿論のこと、試合もやってました!?」の巻

みなさん、こんにちは。先日、保護者の方から「先生、最近、バスケ活動記があがっていませんよねぇ。すごく楽しみにしているので書いてもらえると嬉しいです」と声をかけられてしまいました。すみなせん、忙しさにかまけて活動記をサボってしまっていました。また、これまで目にされてきたコアなファンの方々には「もしかして、活動休止にでもなってたの?」なんて心配をおかけしていたかもしれませんが・・・活動記はあがっていませんでしたが、昨年12月の年末から継続的に活動はしていたというよりは、とりわけ練習試合、カップ戦も含めて“がっつり”とやっていました。今回はその総集編として一部を紹介したいと思います。 

 

1、男子部強化練習試合、女子部ニューイヤーカップに出場! 

昨年の12月28日、男子部は慶應高校を会場に強化練習試合に出場していました。神奈川県のチームを中 心に静岡県、群馬県、愛知県からもチーム参加していましたが、県大会出場やベスト8以上、さらには関東大 会出場といった実績のあるチームも参加していて、正直なところを記せば、所謂“格上”のチームばかりでした。 したがって、当然のごとく、一方的な展開でやられてしまうゲームのありましたが、相手チームの力量によっ て自分たちの力を引き出してもらい、終盤まで互角の展開に持ち込むことができたゲームもありました。そう した場面は練習の中だけでは、なかなか再現することのできない経験をさせることをねらっていたこともあり、 参加できたことは、今後のチーム作りにおいて大きな意味をもつものとなりました。男子部はこの練習試合を もって年内の活動をしめくくりました。 

 一方の女子部も12月27日から28日の2日間の日程で「ニューイヤーカップ」に出場してきました。参 加チームは、会場校の中央大学高校をはじめ、立正大立正、錦城学園、両国高校、明大明治、明治学院、貞静 学園の女子チーム(正則高校を含めた)8チームによるリーグ戦を消化してきました。このニューイヤーカッ プでは、過去に優勝をした経験もあるのですが、今回は大差がついてしまったゲームもありましたが、1点を 争う僅差のゲームがほとんどでした。しかし終盤の勝負どころで痛恨のミス、さらにはファウルトラブルによ って振り切られてしまうゲームばかで、大変悔しい結果におわりました。選手達は、手応えとともに今後の巻 き返しを口にしていたました。女子部もニューイヤーカップをもって年内の活動をしめくくりました。 

 ※試合の模様は、機材トラブルにより撮影することができませんでした。すみません。 

 

今回の記事は“コアな活動記ファン”の方ならお気づきになられたかもしれませんが・・・前話の練習試合と 前後するものとなっています。つまり、前話は年明けの4日から活動再開し、その後実施した練習試合の模様 でした。昨年末にかけて今回紹介した強化練習試合、ニューイヤーカップをはじめ、練習試合を消化していま したが・・・すみません、その紹介を溜め込んでしまっていました。とは言え、その後にあらわれはじめたチ ームの成果や課題の多くは、男女ともに“このときの経験”が大きかったと今さらながらに思い直し、時間をさ かのぼって記した次第です。 

  

2、1年生だけで練習試合をやってみました! 

  1月以降、男子部では神奈川県の座間総合、横浜立野に遠征、ホームで都立千歳ヶ丘、日大鶴ヶ丘といった チームと、女子部は中央大高校、昭和第一と練習試合を実施してきました。 

 一定間隔で試合を行っていましたが、2月中旬には2年生がチームから期末試験の関係でチームから離れて いくことになりました。というのも、本校では3月初旬に学習旅行があるため、2月下旬から2年生が期末試 験となるからです。一方の1年生は卒業式の翌日からちょうど2年生が学習旅行にいっている期間に期末試験 をむかえるため1週間ほど活動期間が長くなります。つまりは、1年生だけで活動する期間があるということ です。この本校ならではの試験期間について、他チームの監督さんやコーチの方に話をするとよく「へぇ~~ そうなんですかぁ~」と驚かれたりします。とは言え、1週間ほどではありますが、1年生だけで練習をやる ことは結構大切な期間でもあります。今回は1年生だけで練習試合も行ったので、そのときの様子を紹介した いと思います。 

 

 2月23日の祝日に男子部は昭和第一、女子部は錦城学園を正則高校にむかえ練習試合を実施しました。先 に記した通り1年生だけで挑む練習試合となりました。ちなみに、昭和第一も1年生だけを連れてきて互いに “1年生試合”となりました。一方の錦城学園はいつも通りの1、2年生チームでした。 

 男子部は、攻守ともにチームとしてバスケットが機能した結果、能力の高い選手がそろう昭和第一と互角の 勝負に持ち込み、最後はセンター陣の頑張りで振り切ることができました。一方の女子部は、最初こそディフ ェンスがかみ合わず、失点を繰り返してしまっていましたが、ベンチから改めて徹底すべきポイントの指示が 出されると、相手にターンノーバーを誘発させるようになり、そこからよく走って得点を重ねていった結果、 終盤までもつれるゲーム展開となりましたが、やはり2年生をようする錦城学園に要所を決められ振り切られ てしまいました。とは言え、男女ともに1年生だけでおこなった練習試合は、勝敗以上に収穫の多いものとな りました。 

 

  

  

 【あとがき】 

例年のこと、また仕方のないことですが・・・1、2年生が1週間ずつずれて期末試験が行われ、その後は それぞれの学年が学校行事をむかえていくことから、3月中旬までのおよそ1ヶ月間、チームでの練習ができ なくなります。そんな状況の中ではありますが、チーム合流後に急ピッチで練習を再開し、さらに“仕上げ”の ために強化合宿を長野県で実施し、4月からの春季大会で一つでも多く勝ち上がることを目指しできる準備を すすめていきます。