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2022.06.16
部活動

【バスケ部活動記2022】 新シリーズスタート!~インターハイ予選への道のり編~

■ 第一話「インターハイ予選までの道のりはアクシデント!ばかり!まさに・・・”茨の道のり”だったの巻」


 

こんにちは。大変ご無沙汰しております。正則高校バスケット部顧問の高橋です。

 

昨年度のインターハイ予選が終わり、新たな(現3年生の)代となってから・・・クラブの活動記を投稿し始めました。

最初は練習試合や大会の様子などを記していくつもりでいましたが、昨年度の夏休みはコロナ禍の影響で対外試合が全くできなくなってしまいました。

 

そのため活動記は一端お休みしようかと思ったのですが、こんな機会だからこそ、むしろ日々の活動風景や選手たちの日常の姿、そしてバスケット部を通して見える学校生活の様子を書いていこうと考え、昨年度は連載を続けていきました。

そうした意味では一般的なクラブ紹介の活動記ではなく、かなりイレギュラーな形となっていきましたが・・・そんな活動記が、受験生や受験生の保護者、さらには選手たちの保護者からも「とても面白い」「是非続けてほしい」といった感想を寄せていただくこともありました。そんな「お声」が、顧問を調子にのせないわけがなく、完全に木に登りはじめさせることとなり(笑)・・・夏休み以降も連載を続けていました。

 

ところが、2022年となった途端、またもやコロナ禍の影響で完全にクラブ活動はとまってしまい、活動記を記していくことができませんでした。しかし春休み以降、ようやくクラブ活動を再開することができ、チームの目標としてきた「春季大会」「インターハイ予選」にむけて活動してきました。

   

そ・こ・で!!

 

今年度も正則高校バスケット部の活動記の連載を開始していきたいと思います…と、すみません、またもやお話好きの顧問の悪い癖で「前置き」が長くなってしまいました。早速本題に…とは言え、かなり久しぶりの投稿なので、春休みの活動を中心にまずはまとめてお届けしたいと思います。
サブタイトルにも記しましたが、春休み、そして新年度がスタートしてからは、バスケット部にとって、試練というか、まさに”茨の道”をたどることになりました・・・

 

令和4年度の全国大会予選、所謂「インターハイ予選」が5月中旬より開催されました。

この大会が、3年生にとっては最後の公式戦となります。つまり、負けたら高校バスケットは終わり…という試合でもあります。

 

その位置付けは、勿論正則高校に限ったことではないので、大会は独特の緊張感に包まれ、「負けたら終わり!だから、絶対に最後まで諦めない!」といった選手やチームの姿が数多く見受けられます。そうした光景や雰囲気を(当然のことではありますが)顧問はこれまでに何度も目にして味わってきていますが、未だにどこか”刹那的な雰囲気”を感じ、不安と期待とが入り混じった何とも表現しがたい心持ちで、大会に参加してきました。

 

そんなインターハイ予選前の春季大会直前で、男女ともに予想だにしなかった「アクシデント」が


話はさかのぼること、昨年度の3学期・・・コロナ禍の急拡大の影響でクラブ活動はほぼ止まっていました。

活動再開となったのは、3学期の期末試験後から…他の学校も同じような状況にあったとは思いますが、4月の春季大会を前に、冬休みまでの練習は勿論のことですが、練習試合での貴重な経験から選手が、チームが「出来るようになったこと」の多くが抜け落ちていました。

 

予想はしていたことではありますが、そんなチーム状況を実際に目の当たりにすると、頭の中は「もう間に合うわけがない」という言葉しか思いつかない状況でした。

しかしそんな状況の中でも、選手たち、とりわけ3年生は必死になって練習に取り組み、なくしてしまったものをなんとかして取りかえそうとしていました。そんな姿を目にして「諦めるわけにはいかない!」と思い直し、とにかく「今から出来ること」に取り組みました。

 

出来ること・・・とにかく練習機会を増やすことでしかないと考え、まずは強化合宿の実施をギリギリまで探りました。残念ながら合宿を実施することは叶いませんでした。合宿の実施が無理ならば、(毎日体育館を使用することができないことに加えて、4月になると入学式の準備で数日体育館が使えなくなることもあり)体育館練習の機会を増やすために、外部体育館を急遽おさえ、練習日を確保しました。

同時に、可能な限り練習試合も組みました・・・決して十分な準備が出来たわけではありませんでしたが、それでも「今できること」は全てやったといっても過言ではないと振り返ります。


 

※写真は春休みに北海道より遠征に来ていた「レバンガ北海道」のユースチームとの試合です。

 

一方的な展開の試合となり大差がついてしまうゲームもありましたが、マンツーマンからゾーンに切り替えてのゲームでは、相手オフェンスを混乱させた結果、走って点を取ることがあり接戦に持ち込むこともできました。

急ピッチで練習、そして練習試合をこなした怒涛の春休みから…4月、新たな年度がスタートし、たくさんの新入生を迎え、生徒たちの明るく元気な雰囲気に学校は包まれていきました。新入生がクラブ見学や体験入部に来る中、春季大会に向けて仕上げ段階にチームは入っていました。

 

そんな最中・・・まず、男子部で「事件」が起こりました。


初戦を数日後に控えた練習中に、数名の選手から「クラブを辞めたい」という申し出が突然ありました。

その理由を端的に記すならば「クラブの方針が新人戦から変わった・・・こんなにガチでやるとは思っていなかった」といったものでした。

急遽、選手たちはミーティングを開き、マネも含めて話し合うことになりました。辞める理由を聞いて、他の選手たちからは「最初から(試合で)勝ちたいと思ってガチでやってきた。何も変わっていない」といった話がされました。しかし退部を申し出てきた選手達の考えが変わることはありませんでした。

バスケット部は「来る者拒まず、去る者追わず」つまりは、やりたくないのであれば、無理をしてでもやるべきではないというのがチームの基本方針ということもあって・・・辞めたいという選手を無理に引き留めることも、責め立てることもしませんでした。

しかし「なぜ、(方針が)変わったなんて思うのか?」という疑問が残ったままというのが正直なところでもありました。とは言え、試合が目前に迫っていることもあり、(やりたくないという選手達に「大会だから!」という理由をもって無理やり出場させるわけにもいかないので)本人達の気持ちを尊重し、現状を受け入れつつ、大会に向けて気持ちを切り替えていきました。

 

一方の女子部でもメンバー補充ができず春季大会を辞退


現在の女子部は少人数で活動をしてきたことは昨年度の活動記でも記してきましたが、実は2、3年生だけでは試合に出場することができずにいました。

それでも練習やトレーニングを継続させてきました。故に、練習試合なども含め「人数がいないからできない」ではなく、「人数が少なくともできる」という発想を前提に、他部のバスケット経験者だった生徒達に声をかけ、助っ人で参加をしてもらい、大会、練習試合、カップ戦などに出場してきていました。

しかし今回の春季大会には、助っ人の生徒たちが(それぞれのクラブの大会などと日程が重なり、調整はしてもらったのですが…)参加することができないということから、先に記した通り「辞退」することになりました。
男女とも、それぞれ理由は異なりますが…それでも大会に出場することは勿論ですが、(大会で)一つでも多く勝ち上がることを目指して活動をしてきただけに、今回の「アクシデント」はチームにとって決して小さな出来事ではありませんでした。

 

女子部は、仕方のないこととは言え、気持ちを切り替えていくことには多少の時間がかかりましたが、それでも次大会には、新入生とともに出場して「3年生と一日でも長くバスケットをやろう!」と、気持ちを前向きに切り替えていきました。
一方の男子部は春季大会に何とか出場したものの・・・抜けていった選手たちの「穴」はやはり小さくありませんでした。そもそも容易に勝てるような対戦相手ではありませんでしたが、加えてチームの大幅な戦力ダウンの影響は思っていた以上で、試合はまさに”惨敗”に終わりました。

試合に負けてしまったことは勿論ですが、それ以上に今後(チームを)どう建て直していくのか・・・大きな問題が次大会を目前に、チームに重くのしかかっていました。

 

辞めるか続けるかは本人の想い次第


今回チームのアクシデントについて・・・とりわけ男子部のアクシデントについては、あえて記しました。選手が途中で辞めていくということはあまりありませんが、それでも「0」でもありません。そんな場面で、正則高校バスケット部では・・・という意味で、先に記した通り”あえて”記しました。

 

途中でやめていく選手のことを、他の選手たちは勿論のことですが、顧問も、コーチも責め立てたりすることはありません。なぜなら、「やりたくないのであれば、やるべきではない」と思うからです。故に「来る者拒まず、去る者追わず」というのがチームの方針となっています。また、顧問、コーチが選手を辞めさせることもありません。クラブは選手達のものであって、続けるのか、辞めるのか、それを決めることができるのは、顧問でも、コーチでもありません。選手本人というのが大前提だからです。

 

辞めていく選手と、顧問やコーチが全く話をしないというわけではありません。本人の話を聞きつつ、アドバイスも含めた話をします。そして話の最後は必ず「どうするのかは、自分で決めなさい」という言葉でしめくくります。その結果、最後まで続けたという選手も少なくありません。

 

今回の男子部での”アクシデント”についても、基本的には選手たちで話をさせること、さらに顧問、コーチからも話をしました。そして、本人達が出した結論を尊重しました。とは言え、大会直前で・・・ということは、さすがにこれまで経験したことのなかった”アクシデント”でした。故に、最後の大会までの道のりは、まさに”茨の道”のように感じられたというのが、正直なところでした。

 

第二話につづく・・・

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